妊娠線は遺伝するの?

 

「妊娠線が遺伝する」
「妊娠線ができやすいのは体質」
というのをよく耳にします。

 

それって果たして本当なのでしょうか?

 

確かに妊娠線ができやすい人には特徴があります。

 

小柄な人はお腹の皮膚の面積が小さいため赤ちゃんの成長とともにお腹が大きく突き出しやすく妊娠線ができやすいとされています。

 

また、経産婦や双子以上の妊娠の場合も妊娠線ができやすいとされています。
これは遺伝や体質などは関係なく、2人目を妊娠したり双子を妊娠すればお腹が大きくなりやすいために妊娠線ができる可能性が高くなるということです。

 

さらに筋肉が少なくて脂肪の多い人も妊娠線ができやすいとされています。
脂肪が多めで太り気味の人は、もうすでに皮膚が伸びきった状態です。
その状態で妊娠すると皮膚の伸びる限界が訪れるのも早いというわけです。

 

筋肉や脂肪の量は遺伝や体質が関係している場合があります。
そう考えると、妊娠線が遺伝するというより、お母さんの体質が子供に遺伝するから妊娠線のできやすさも親子で似てくると言えるのかもしれませんね。

 

体質が遺伝するから妊娠線ができる

 

太りやすいとか痩せやすいという体質は遺伝しやすいです。
太りやすい人の方が妊娠線ができやすいと言われているので、そういう方は妊娠中に体重を増やし過ぎないように注意が必要です。
また、遺伝とは関係なく生活習慣により肥満になってしまう人も大勢います。
そういう人にとっては妊娠は妊娠前の食生活を見直す良い機会になるかもしれません。

 

妊娠線ができやすい理由

脂肪が多い人が妊娠線ができやすいと言われるのにはいくつかのワケがあります。
もともと脂肪細胞が大きくなっているのために皮膚の伸びる余力がないということが理由の一つですが、ほかにも代謝が悪いことが理由です。
いわゆる新陳代謝です。
肌の細胞はある一定の周期で生まれ変わるのですが、代謝が悪いとその生まれ変わりの周期に時間がかかります。
当然ですが肌の細胞は新しい方が柔軟性や含水量が高いので柔らかく伸びやすいです。
そのため生まれ変わりの周期が遅い人(新陳代謝の低い人)ほど妊娠線ができやすいと言われるのです。

 

不思議なことに妊娠中は新陳代謝が活発になるのですが、肌の生まれ変わりだけはホルモンの影響で抑制されます。
お腹で赤ちゃんを育むための人間の神秘とも言える現象ですが、妊娠線の原因につながるのでママにはあまり喜ばしくない現象ですね。(泣)

 

そういうワケで、妊娠中は妊娠前とは違う妊娠線予防のためのお肌のケアがとても大切なのです。
遺伝や体質を気にするよりも普段の生活やお肌のケアの意識を高める方が、妊娠線の予防に効果的と言えるようです。